▼目次
ストーリーズの投稿の質は画質に依存します。
ストーリーズのカメラモードで撮るのはすぐにやめましょう。
これからはiPhoneの純正のカメラで、設定を4Kにしてビデオを撮ってください。
iPhoneの純正カメラで撮影するメリットは3つあります。
▼ iPhoneの純正カメラで撮影するメリット
デメリットは、素材が溜まることでデータ容量が逼迫してしまうことです。
iPhoneの純正カメラで撮るようになって、素材が使い回しできるようになりました。
何よりもストーリーズの質がぐんと上がりました。
まず、フォロワー数と売り上げは比例しません。
このロジックはここ1~2年で浸透してきました。
フォロワー数を気にしなくなった代わりに、ストーリーズの閲覧率を気にする人が増えました。
しかし、ストーリーズの閲覧率と売り上げも比例しません。
なぜストーリーズの閲覧率が増えても売り上げが増えないのか。
まず、買上率(=コンバージョン率 CVR)の計算方法は
買上率 (CVR) = コンバージョン数 (販売数) ÷ 訪問者数です。
訪問者数は以下の式で表すことができます。
訪問者数 = フォロワー数 × ストーリーズの閲覧率
ストーリーズの閲覧率が高いと、分母である訪問者数が増えるということです。
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閲覧数は10000で、売上率(CVR)は3%です。
閲覧数は15000で、買上率(CVR)は2%です。
閲覧率が上がっても、販売数が変わらなければ、むしろ買上率(CVR)は落ちています。
確かに、ストーリーズの閲覧率を30%まで伸ばした上で、同じ買上率(CVR)を出すのが理想ではあります。
しかし、現状、再現性がありません。
再現性があるのは、手前の数字(ストーリーズの閲覧率)を切り捨てて、最後の数字(販売数)を伸ばすことです。
では、ストーリーズをどうやって運用していくか。
毎日ストーリーズを10本載せてください。
毎日ストーリーズを10本載せたら、1本目の閲覧数に比べて10本目の閲覧数は非常に少なくなります。
しかし、最後まで見てくれるユーザーが本物です。
10本目のストーリーズまで見てくれる人に対してセールスをかけてください。
最後まで見てくれる人なら、伝えたいことを理解してくれて、購入してくれます。
そして、売上率(CVR)が高くなります。
数字で見るとCASE3.のようになります。
閲覧数は5000で、買上率(CVR)は20%です。
これは仮説ではなく、事実として可能な数字です。
ユダヤの教え「ノーペイン、ノーゲイン」 (犠牲無くして得るものなし)が当てはまります。
つまり、 先に閲覧率を捨てたものから、買上率という大きな数字を手に入れることができるということです。
また、ストーリーズの閲覧数を伸ばすような投稿をすると、教育要素を含まない無益なストーリーズになってしまいます。
教育をしないと買上率(CVR)を上げることはできません。
※ちなみに、何も教育要素を入れずに、ただ無益な投稿を続けて閲覧率が落ちた場合は今回の話には該当しません。
売れるかどうかは導入でほぼ決まります。
売れる構成を知っていると、ショートムービーやストーリーズをつくる時に役立ちます。
サロンメディア(フォロワー4.2万)で求人を出したときの話です。
スタッフが考案した求人の導入は「サロンでの仕事に興味ある人〜?」でした。
この書き方では、導入の段階で閲覧者の中から「サロンに興味のある人」だけに対象者を狭めてしまっています。
スタッフが考案した文章をそのまま出していたら、おそらく10件程度の応募数だったはずです。
求人をかけるとき・モノを売るときは、最初になるべく多くの人に対して問題提起を投げかけるべきです。
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僕は「副業で確実に月に5万円稼ぎたい人必見」という導入を採用しました。
そうすると、閲覧者のほとんどが「その案件が気になる!」という心理になります。
対象者が広くなり、続きを読む人が増えます。
対象者を広げたあとは3つの要素を盛り込みました。
この3つの要素で情報に化粧を施し、この案件がいかに貴重であるかを示しました。
後半の構成はスタッフが作ってくれた案をほぼ採用しました。
つまり、導入の段階で、対象者の拡大・権威・社会的証明・希少性の4つの要素を入れることで、後半の情報の価値をグッと上げたのです。
後半まで見てもらうための導入をしっかり作りこむことが、セールスライティングであり、文章で人を動かすということです。
ショートムービーも後半を見てもらえなければ意味がありません。
導入に全振りしてください。