フォロワー数は多い方がいいのか?
この質問だけを切り取ると『そりゃ多い方がいいよ!』と思う人が多いだろう。
実際は、目的と手段によって変わる。
もちろん、多いか少ないかで言えば多い方がいいだろう。
▼目次▼
2.フォロワー数=売り上げではない
3.大事なのは、人でフォローされること
4.フォロワー数の目安
5.フォロワー数よりリサーチ力を伸ばせ
継続的にこの先も発信者のコンテンツをみたいという期待を込めた応援状態にある人のこと。
・発信内容、コンテンツなどの理念に共感した人
・自分にとって有益な情報を得られると感じてくれている人
・面白い、笑わせてくれると楽しんでくれている人
など。
つまり、発信者はフォロワーがいて初めて成り立つものである。
フォロワーが少しずつ増えてくると
『俺は我が道を行くんだ!俺のコンテンツが見れることを感謝しろよ!』
と尖った感じになってしまう人もいるようだが、
フォロワーをおざなりにしてはならない。
・発信者は、フォロワーあっての存在
・フォロワーがいないと活動し続けることができない
扱う商品や単価によっては、フォロワー数が少なくてもある程度の売り上げを出せる領域がある。
・パーソナルジム
・美容施術系
などである。
フォロワー:10万人
商品:マンツーマンのサービス
フォロワーが10万人いたところで、全ての人にマンツーマンのサービスは届けられない。
『フォロワー数が多いんだから、売り上げもすごいに違いない!』
という目線で見られがちだが、
フォロワー数と売り上げは必ずしも比例はしない。
なぜなら、
「フォロワーを伸ばすこと」
「売り上げを伸ばすこと」
この2つでは全くアクションが異なるからだ。
フォロワー数が多いということは、あくまで情報を届ける層が多いだけだ。
確かに母数が多いことはすごいことかもしれない。
だが、フォロワー数の多さから、実際いくら売り上げているのか?という期待値に繋がる。
ビジネス視点で見ると、
『フォロワー数が多いから、そこそこ売れてるんだろうな。』
という期待値目線で見られること自体が、フォロワー数が多いことのデメリットになっている。
一方で、一般フォロワーの視点から見た場合、シンプルに錯覚資産として『フォロワーが多いことはすごいことだ!』
という好印象を与えることもできている。
つまり
・フォロワー数が200人しかいないガチの専門家
・フォロワー数が1万人とか10万人いる素人
を比較すると、後者の方が発言力が大きいということになる。
しかし、フォロワー数が多いからすごいということより、
その発信者自身がすごいかどうかがめちゃくちゃ重要だ。
☑︎レシピの発信のみをしている人
☑︎レシピを発信しつつ、ストーリーやライブでしっかりと属人性を出してる人
この2人を比べると後者の方が圧倒的に権威性が高い。
これはどうしてか?
前者が、人ではなく情報でフォローされている状態であるから。
つまり、そのアカウントからはレシピの情報にしか価値が生まれない。
後者は、発信者である人そのものに価値が生まれる。
特に今は領域特化で発信をする人がめちゃくちゃ多い。
後発で伸ばすなら、領域特化するのが手っ取り早いのは事実。
ただ、情報のみを理由にフォローされすぎると、
発信者自身の意見に関しての発言力っていうのはかなり薄まる。
【情報でフォローされている状態】から【人でフォローされている状態】に変えることはできる。
必要なテクニックは
・ストーリーズのテクニック
・ライブでのトークスキル
逆に言えば、この2つさえハックすれば
【人でフォローされている状態】に変えることは可能だと言える。
元々情報が好きでフォローしてもらっている既存のフォロワーをファンにしていく方が、正直簡単だろう。
今の俺の視点で言うと
◉フォロワー数:5万人程度
◉ストーリーズ閲覧数:1万5000人程度
くらいのアカウントは強い。
好き放題言えるし、属人性も1番出しやすい。
情報が届く数:1万人程度
行動してくれる人:1000人程度(情報が届いたうちの10%)
となれば、1000人程度の人が商品を購入してくれることとなり、
もうお金に困ることはないだろう。
フォロワー数が10万人を超えてくると、意見するときに気を使う。
一方で、1万人くらいだとまだまだ発信力が弱いかなといったところ。
錯覚資産を伸ばして、『すごい!』と言われることで承認欲求を満たしたいのであれば、マス向けの浅いコンテンツを発信すればいい。
だが、売り上げは比例しないということを忘れてはならない。
本質的にビジネスを運用していきたいのであれば、
フォロワー1000人でも100人でもマネタイズとすることは可能だ。
目的意識を持ち、フォロワー数5万人を目指してぜひ頑張ってみてほしい。
俺は本質的に、発信者がいくら売り上げているのか?という視点でしかアカウントを見ていない。
フォロワー数ではなく、発信者が何をしているのか?を見ている。
・フォロワー数が多いからすごい
・コンテンツがバズってるからすごい
といった視点はビジネスレイヤーとしては、ちょっと低い。
発信者をフォロワー数や再生数の1つ上の解像度で分析しよう。
・どういうコンテンツで
・どういう属性のフォロワーを集めて
・その属性に対して、どういう商品やサービスを展開しているのか?
さらに
どういう販売手法でやっているのか?
つまり、具体的な売り方や教育の方法まで分析するのがレベルの高いリサーチ方法だ。
・フォロワー数は伸びてきたが、マネタイズ方法がわからず収益化することができない
・自分で商品を作る方法がわからない
といった話は本当に良く耳にする。
早いうちから本質的なリサーチ方法を身につけると、発信者としてのレベルもより早く上がっていくだろう。
フォロワー数や再生数は、リサーチの対象としては1番レベルが低いのだと知り、そこを脱却するような思考を身につけるようにしよう。
そうすれば、自分自身の売り上げももっともっと上がっていくはずだ。
自分が欲しいリストの属性を明確にすることができれば、自分自身が発信するコンテンツの内容も変わる。そこを意識しながらまずはリサーチから始めよう!